上部頚椎カイロプラクティック(以下、上部頚椎カイロ)は、1930年にアメリカの現カイロプラクティック大学2代目学長 B.J.パーマー によって提唱・確立された、カイロプラクティック独自のケア方法です。

Dr. B.J.Palmer

なぜ「上部頚椎」なのか

人間の背骨の最上部にある 第一・第二頚椎(上部頚椎) は、

  • 約5〜6kgある頭を支えている
  • 脳と身体を繋ぐ重要な神経の通り道
  • 体全体のバランスに大きく影響する

といった特徴を持つ、とても繊細かつ重要な部位です。

この部分に「サブラクセイション(神経伝達の妨害)」が起こると、本来持っている 自然治癒力などの身体を整える力 が十分に機能せず、不調や不調和(ディス・イーズ)につながると考えられています。

B.J.パーマーの発見と理念

B.J.パーマーは「人類の真の健康と幸福は、後頭骨と上部頚椎領域の正常な機能によってもたらされる」と考え、アジャストメント(調整)の対象を上部頚椎のみに限定した H.I.O.学説 を発表しました。

H.I.O理論

当時、医療との棲み分けが難しい時代背景の中で、B.J.は敢えて医師や看護師を自らの研究施設で雇用し、科学的な検証を重ねながら「人は自分の力で変わることができる」という事実を示しました。

B.J.Clinic

その考えは今なお受け継がれ、上部頚椎カイロは「治療」ではなく、人間に備わる能力を最大限に引き出すケアとして存在し続けています。

Hiカイロプラクティックでの実践

当オフィスでは、H.I.O.学説を受け継ぐアプローチの一つ、 「ブレア上部頚椎テクニック」 を用いています。

上部頚椎(第一・第二頚椎)のみに焦点を当て、身体に負担をかけず、安全かつ精確に調整を行うことで、皆さまの持つ身体を整える力を最大限に引き出します。

みなさまの声とよくある改善例

実際にケアを受けられた方からは、長年の不調が無くなった、改善したといった声を多くいただきます。

  • 「長年の肩こりや頭痛が軽くなった」
  • 「姿勢が整い、立ち姿・歩き方が楽になった」
  • 「自律神経症状(寝つきが悪い・眠りが浅い・疲れがとれない)の改善」
  • 「痺れや痛みが改善した」
  • 「朝の目覚めが楽になった」
  • 「家族の心配が減って、生活が明るくなった」

健康の回復は本人だけでなく、周囲の人々の笑顔や安心にもつながっていく——これこそが上部頸椎カイロプラクティックの大きな魅力です。